てっぺんプロジェクトとは

てっぺんプロジェクトは、松久 功が運営する、流派・会派問わず、空手道の組手競技で強くなりたい、試合で勝ちたい、そして何より空手が大好きな方々のためのプロジェクトです。

てっぺん塾やセミナー活動などを通じて、空手道の楽しさや素晴らしさを伝えていくとともに、『頑張れば今いるステージよりも上に行ける』という人生においても大切な気持ちなど、人間形成の一部を担うための活動を目指しております。

今の子供たちは、感謝の気持ちや礼儀、挨拶など、当たり前の事が当たり前のように出来ない子が増えていると言われております。

また、頑張ることがカッコ悪いとか、辛いことからすぐ逃げようとしていまい、夢がない子もたくさんいるようです。

私自身もまだまだ未熟ですが、以前の私はもっと未熟で、感謝の気持ちなどほとんど持ち合わせておりませんでした。

しかし、私自身もそういうところを見つめ直した事で、応援していただけるようになりましたし、不思議と試合でも勝てるようになりました

だからこそ、『子供たちの心に火を点ける』をモットーに、夢を持って頑張る子供たちを応援したいと考えます。

空手道の素晴らしさを皆様に感じていただきたく、このようなプロジェクトを始めました。

私と空手道との出会いは、小学校を転校することになった小学校3年生でした。

幼い頃、原因不明の脱毛症にかかり、頭の髪の毛はおろか眉毛まで抜けてしまい、小学校ではそのことが原因で悪口陰口を言われ続け、言ってきた同級生達と喧嘩ばかりの毎日でした。

疑心暗鬼になり、人間関係もうまくいかず、心から笑うことができない私を、両親がなにかで自信をつけさせたいという思いから、父親の知り合いがやっている空手道場へ入会することになりました。

最初は負けてばかりで悔しくて涙を流していたのですが、『どうしたら勝てるだろう?』と考えながら日々練習することで成績が上がり、自分にも自信がつくようになっていきました。

自信がついてきたあたりから考え方に余裕ができ、病気は個性と考えるようになれました。

今ではこの病気のお陰で反骨精神が養われ、トレードマークとしてみんなに覚えてもらい、応援いただけることに感謝さえしてます。

『大嫌いな自分から大好きな自分』に変われたのは空手道という競技のおかげだと思っております。

私自身、空手道をきっかけとなり、素晴らしい環境に巡り会えたと感じておりますし、そして何より感謝から生まれる人生の輝きを知りました。

だからこそ今度は、そういった経験を活かし、目標や夢に向かって頑張る子供たちを増やし、カッコいい、愛される大人になるための力添えができれば幸せです。

そういった空手道への恩返しを一生かけてしていきたいと考えています。

指導者紹介

松久 功 Ko Matsuhisa 
生年月日 1982.2.12
出身   岐阜県
出身高校 岐阜県立岐南工業高等学校
出身大学 近畿大学 商経学部 経済学科

小学校を転校後、喧嘩ばかりの毎日に親が心配し、半ば強制的に、岐阜の「和道会 岐刑支部 空手道場」に入門。

入門当初は年下にも女の子にも負けていたが、空手道の楽しさにのめり込み、考えて練習するようになり、少しずつ試合で勝てるようになる。

岐阜西中学校へ進学し、全国中学校空手道選手権大会で3位。

岐南工業に進学し、インターハイ 3位、熊本国体少年の部 優勝。名門 近畿大学へ進学し、全日本大学選手権個人2連覇。

株式会社 エヌケーシーに入社し、全日本選手権大会で3年連続2位を経験後、自分を見つめ直し、感謝の気持ちを感じながら、満身創痍で挑んだ全日本選手権、4度目の正直で初優勝。

その後、全日本選手権大会2連覇を含む計4回優勝。ナショナルチームでもキャプテンも経験し、世界大会3位を3回。アジア大会優勝2回。

セルビア世界大会において、松久が考案した蹴り『さそり蹴り』でポイントを取り、その後、世界空手道連盟の理事会において、正式な技として公認された。

現全日本強化ナショナルチームのコーチで、2020東京オリンピックでは空手道競技NHKテレビ解説を務めた。

ウィキペディア 松久 功
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